オヤノミカタ公式キュレーターの山本明子です。
懐古庵の代表 鷲尾澄子さんに取材をさせて頂いた時のこぼれ話を今日はご紹介しようと思います。
『京小町ぬか』は昔から知る人ぞ知るお肌にいい商品で、口コミでどんどん人気が広まっていったそうです。『京小町ぬか』を販売する懐古庵の近くに銭湯が5年ほど前まではあったそうで、顔はもちろん体にも使えるので『京小町ぬか』ひとつで全身ツルツル!と近所の銭湯でこの『京小町ぬか』が評判になり、みなさん順番に買いに来られたそうです。
ご年配の方が多かったそうですが、みなさんのお肌が本当にきれいで、鷲尾さんはいつも驚いていたそうです。「『京小町ぬか』の美容成分がみなさんのお肌を潤している…と思うと、とても嬉しい気持ちになりました。」と鷲尾さんは笑顔で話してくれました。
また、お客様の娘さんが若い頃からニキビに悩まされていて、様々な化粧品や薬品を試したそうですが良くならず、悩み続けて気落ちして、外出することを避けるようになったそうです。そんな時『京小町ぬか』を試しに使ってみるとお肌の調子が少しずつ良くなってきて、ニキビがきれいになったそうです。
「娘の肌がとてもきれいになりました。本当にありがとうございました。」とお礼の電話を頂いただけでも嬉しかったそうですが、後日そのお客様が娘さんを連れて店舗まできれいになった娘さんのお肌を見せに来られたそうです。
今でも親子で『京小町ぬか』を使い続けていらっしゃるそうで、そういうお客様の声を聞くたび「この商品は余計なものは入っていない、本当に良いものなんだなぁ」「150年前から愛されて使われ続けているのにはワケがあるんだなぁ」と鷲尾さんは心から思うそうです。
☆連載記事
・懐古庵さんの取材 こぼれ話① 鷲尾澄子さんにとって「京小町ぬか」とは
・懐古庵さんの取材 こぼれ話② 女性だけではない「京小町ぬか」「京のこまち」