先日、メロンヘルメットをかぶって自転車練習をしていた5歳の息子。
「見て見て!」は相変わらずですが(笑)自転車はずいぶん上手になってきました。
しかし最近、頭を悩ませているのは・・・
ワガママが顕著なこと。
あれがしたい、これがしたい!
ああじゃなきゃヤダ!と何でも主張します。
私が朝起きて、ご飯と味噌汁を作っていたら、息子が起きてきて
「パンがたべたい。パンがいい」
といきなり言う。
「そうだね。ご飯もう作ってるし、そもそもパン買ってないから」
と言うと
「いやだ、パン、パン!ぜったいパン」
と朝からぎゃーぎゃー。
年長になり、来年からは小学生。
家でも「カッコイイ小学生になるための大事な1年だから。色んなことに挑戦して、できることを増やしていこう」と言っています。
「ワガママを直す」も、そのひとつ。
でも、ワガママを直してほしくてアレコレ言うんですが、言えば言うほど、ワガママがひどくなっていく感じもあります。
返事の仕方も
「わかってる!」
「いま、やろうとおもってるんだよ!」
なんだか、イライラしたように返事をする。
どうしてそうなるのか、母親の私にも分かりません。
イライラする息子に、声を荒げる私。
毎日必ず、どこかのタイミングで、そんな場面があったりして。
怒ってたら、何も話せない。
ちゃんと素直に話せたらいいのになぁ・・・
あるとき、そんな風に、お互いに声を荒げていたとき。
「もう、なんで最近そんなに、怒った風に言うの?」
と言いました。
すると息子。半泣きの状態で、
「だって・・・!」
こちらを見て言いました。
「だって、おかあさんが、おこってるからだよ!!」
その一言に。
なんだか、ハッとしてしまいました。
「子は親の鏡」とは言うけれど、
「なんでそんなにイライラしているの」
「何をそんなに怒っているの」
「もっと普通に、素直に言ってくれたらそれでいいのに」
と思っていたことは全部、実は、私自身のことだったのかもしれません。
私、何をイライラしていたんだろう。
何をそんなに、怒っていたんだろう。
変に考えて、ちゃんと言わなきゃと思って、
素直になれていなかったのは、私の方かもしれない。
それから落ち着いて、きちんと言わなきゃというよりは「一緒に話をしよう」という気持ちでいたら、息子も少し、落ち着いてきました。
母としても、まだまだ経験不足。
こどもたちから、教えてもらうことがいっぱいです。
毎日ひとつひとつ、こどもたちと話をして。
その気持ちの味方になってあげられたらと思っています。