「オヤノミカタは、ママ向けのサービスを提供しているんですか? それとも、パパ向けのサービスを提供しているんですか?」
そんな質問をされることがあります。
そんな時は、こう答えるようにしています。
「ママ向けのサービスも、パパ向けのサービスも、両方を提供する会社を目指しています」と。
オヤノミカタでは、できる限りママとパパを区別しない、という基本スタンスを掲げていて、サービス内容や発信内容においても、極力、「子育て=女性の仕事」という印象を与えないよう心がけています。
ママとパパを分けて考えるその根底には、「子育て=女性の仕事」という潜在的なジェンダー意識が存在している場合が多く、そのこと自体を変えていきたいのです。
実際、子育ての重要課題のひとつとして、「夫婦間のパートナーシップをどう構築していくのか」というものがあるかと思いますが、その根底にも、ジェンダー(性別役割分業)の意識があると考えられます。
特に、企業戦士の父と専業主婦の母、そんな姿を当たり前に見て育った世代にとって、潜在意識の中にある性別役割分業の概念をリセットすること、また、その存在に気付くこと自体、実はかなり難しいことなんですよね。
実際、わたし自身がそうでした。
一度、身についたジェンダー意識をフラットな状態に戻すことは、想像以上に大変なことだということを、わたし自身、身を持って知っています。
なので、これからの世代の人たちには、そもそもジェンダーを感じさせないようにしたい、そう思っているのです。
「ママ」でも「パパ」でもない、「親」という大きなくくりで考える。
オヤノミカタは、そんな事業者を目指しています。
できるだけジェンダーを感じさせない中立的な印象になるよう努めたオヤノミカタのブランディングデザインはこちら↓
OYANOMIKATA / Branding on Behance