「manma 四季の離乳食」の取材を担当させて頂いた上田涼子です。
母の日が近づいています。
これまで私にとって「母の日」とは、自分を産んでくれた母がその対象者でした(結婚してからはそこに夫の母も加わりました)。
一年前、当時1歳だった長女が<おかあさん いつもありがとう>という、保育士さんの手書き文字入りの紙細工を保育園から持って帰ってきたときに「ああ母の日って、これから私も対象になるんだ・・・」とハッとするという経験をしました。
そう、生まれたばかりの我が子の世話にてんてこまいなうちは、責任やタスクばかりがのし掛かってくるように思え、「誰かにありがとうと言われる」ことをしているという自覚を持つ機会がなかなかないのが現状です。
昨年の経験がある私でさえ、店先で見かける「母の日ギフトコーナー」をまだまだ「贈る側」の立場で見てしまうことに変わりはありません。
そんな時期だからこそ、ご主人からの「お母さん業、毎日頑張ってくれてありがとう」や、お友達からの「母の日だよ、たまには楽をしてみたら?」という気持ちで届けられるmanmaは、ママにとっては何よりの労いになるのではないでしょうか。
バレンタインの友チョコが大流行したように、母の日も「子が母に感謝する日」としてだけ捉えるのではなく、「母として頑張る女性が、誰からでも労ってもらえる日」になれば素敵だなぁと思うのです(もちろんその場合は、同時に父の日の間口も広がってほしいものですね!)。